2月1日、高砂亭落語教室の稽古会で6名の生徒さんの噺を聞く。
「締め込み」「つる」「道灌」「六尺棒」「堪忍袋」「たらちね」を聞いて演じる上でのアドバイスを。
充実した稽古会のあとは楽しい打ち上げ、話に花が咲き、
再来週の花伝舎での発表会への鋭気を養う。
樋口毅宏の新刊小説「甘い復讐」を読む。
六編の収録作品どれもが刺激的で面白すぎるのだが、
中でも作者が自分自身を冷たく突き放して己の一番格好悪い姿を強烈に描いている
「余生」がやはりより強く心に残る。
本を読むことの楽しさを満喫、また何度も読み返すことだろう。